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光の先には

最近、読んでいる小説は山口未桜さんの「禁忌の子」という本です。

これは妻が買った小説で、面白いという紹介でした。

僕はまだまだ、小説を読みなれていなくて、序盤から漢字も医療系の専門用語もバンバン出てくる感じで、なかなかページが進みませんでした。

本の読み方としては、内容を読むのとプラスして、書き方を考えながら読み、難しい漢字が出てきたらスマホにメモをとりながら進めていますので、遅いのも仕方ないのですが、ちょっとした部分で躓き、スムーズに進まないのが、結構気持ち悪くて、自分の不甲斐なさを痛感しております。

内容はものすごく面白く、書き方も賞を取っておられるくらいなので、とても勉強になりますが、読み手が力不足で、素晴らしい作品でも読み手の力も作品に影響する事がわかりました。

この前に読んでいた小説の書き方の本(後で紹介したいです)などは、横書きで、漢字も一般的なものだったので読むのも楽でしたが、本格的な小説は久しぶりだったので、目の動きも文字の大きさも含めて読むのが慣れなさすぎて、大変です。

1日に40から50ページくらいしか読めない感じなので、今のペースでは1週間に1冊が限度です。

自分で買った本もたくさんあるので、読む物には困らないのですが、頭が読書脳に進化するのはまだ先になるのでしょうか。

僕の1番上の子は、高校2年生ですが、僕とは頭の出来が違うのか、普通の小説なら2時間程度あれば読んでしまいます。

内容も頭に入っているようなので、これは小さい頃から読書をしてきた成果なのでしょう。

速読。実に羨ましい。

あと何年、何冊読めば、僕も速読ができるようになるのでしょうか?

そして、小説のテイストを学び、自分で書けるのはいつになるのでしょうか?

遠い遠い道のりですが、道の先の未来はぼんやりと明るく見えます。寒空のクリスマスの夜に、暖かな灯りがついているお家のように、遠くで見ることしかできない今ですが、見ているだけでもほっこりします。

いつしか、その光の先に辿り着けるように願いながら。

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